ビジネスマナーと挨拶:気分転換のルール

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ビジネスマナーと挨拶:気分転換のルール

 

ビジネスマナーと挨拶:気分転換のルール

 

仕事に集中し、効率よく作業を進めるためには、上手な「気分転換」がときには必要です。

 

人間は、同じ作業を続けたり、同じ姿勢を続けていると、脳の活動レベルが低下してきます。

 

集中力が散漫になってきた、いいアイデアが浮かばない、動き回って疲れた、といった時には、思い切って「気分転換」をはかったほうが、仕事の能率がアップすることが往々にしてあるのです。

 

気分転換のタイミング

 

@昼休み

 

午後からの仕事を快調に進めるための、絶好の気分転換タイムです。

 

A午後のティータイム

 

企業によっては、3時頃に短い休憩時間を設けているところもあります。

 

B仕事の合間を見計らう

 

長時間パソコンに向かっていた、作業にひと区切りついた、面談が終わったなど、仕事の合間の区切りがいいところで、自分で気分転換の時間を作ります。

 

気分転換の方法

 

@体を動かす

 

長時間同じ姿勢を続けていると、血行が悪くなります。すると、新鮮な血液と不要ぶっしつを含んだ血液とが上手に入れ替わらず、脳が活発に働かなくなってしまいます。

 

そんな時は、背伸びをする、足の屈伸をする、上半身を大きく回す、少し歩き回る、という具合に体を動かしましょう。

 

ずいぶん頭がスッキリするはずです。

 

A昼寝をする

 

睡眠は、脳を働かせるために必要な「脳にとっての休息」です。

 

気分転換としての昼寝のポイントは、15〜〜20分程度の短い時間にとどめること。

 

昼休み中、ご飯を食べた後に少し眠ると、夜まで眠気を感じずにバリバリ働けるはずです。

 

Bお茶を入れる

 

お茶を入れることも、立派な気分転換のひとつ。

 

自分の分だけでなく、周囲の人にも入れてあげれば、お茶とともに、「気分転換の空気」を運び、職場全体に「よーし、がんばるぞ」という活気が生まれるかもしれません。

 

C今までと違う作業をする

 

気分転換といっても、特別なことをする必要はありません。

 

今までしていた作業と違う作業をして、脳を使う場所を変えてあげればいいのです。

 

例えば、誰かと会話をする、お菓子を食べる、喫茶店でお茶を飲む、など。

 

書類作成の手を休めて別の資料を読むといった具合に違う仕事に取り組むのも、気分転換になります。

 

気分転換のタブー

 

@周囲のじゃまになる

 

特に、仕事の合間にする気分転換は、周囲で仕事をしている人のじゃまにならないように気をつけること。

 

忙しそうな人に話しかけたり、机にうつぶしていつまでも眠るなど。

 

「何をやっているんだ」と周囲の人にイライラさせるのは、「精神的なじゃま」をかけているとも言えます。

 

場所や状況を考えて気分転換をはかる気づかいは必要です。

 

Aいつまでも仕事に戻らない

 

気分転換は、あくまでも仕事の能率をアップさせるために行うもの。

 

頭がすっきりしたら、すぐに仕事に戻ります。単なる「さぼり」とは違うことを忘れずに。

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